ノコギリヤシの摂取量はどのくらいが安全?

ノコギリヤシは北アメリカ南部に生息し、のこぎり状の葉を持つハーブの一種です。
ノコギリヤシはAGA(男性型脱毛症)や前立腺肥大症による頻尿などに効果があると考えられ、ノコギリヤシエキスを配合したサプリメントはそれらの症状に悩む男性に人気があります。

AGAや前立腺肥大には男性ホルモンのひとつDHT(ジヒドロテストステロン)が関係していると考えられていて、ノコギリヤシエキスを飲んでDHTが減少したという報告があるのです。そしてAGAや前立腺肥大の症状が改善したという報告も見られます。

ノコギリヤシは日本では健康食品としての位置付けですが、ヨーロッパでは医薬品として使用され、副作用の情報も国の機関に集められています。
それによると次のような副作用が見られます。
・過敏症・アレルギー症状
・ホットフラッシュ(のぼせ・顔のほてり・発汗)
・消化器症状(便秘・下痢・吐き気・腹痛など)
・めまい・頭痛・高血圧
・出血傾向を高める

つまりアレルギーやホルモンバランスの乱れによる症状、消化器症状、血圧に関する症状があるので、妊娠中・授乳中の人、経口避妊薬を服用している人やホルモン補充療法を受けている人、消化器疾患を持つ人や高血圧の人は服用することは出来ません。

また出血すると血が止まりにくくなる可能性がありますので、血液を固まりにくくする薬(抗血小板薬や抗血液凝固薬)を服用している人も避けた方が賢明です。AGAや前立腺肥大の症状に効果が見られたという報告では1日に服用した量が320~400㎎程度が多く、320㎎を目安に400㎎を上限量として、それ以上の摂取量は控えましょう。

早い効果や高い効果を期待しての過剰摂取は危険です。効果が見られないばかりか逆効果の場合もあります。必ずサプリメントに記載された用量用法の従って服用して下さい。また飲みすぎると腎臓に悪影響を与える可能性もあります。排泄に負担がかかるためです。