男性ホルモンを抑える薬でニキビは治せる?ホルモン治療とは?

2018年6月15日

男性ホルモンを抑える薬でニキビは治せる?

 

男性ホルモンを抑制する薬を使うホルモン治療はニキビ改善に役立ちます。具体的にどのような薬を使い、治療が行われてニキビ改善につなげるのかについて調べました。

 

 

 

男性ホルモンを抑制するニキビ治療薬その1「疑似ホルモン剤」

男性ホルモンを抑制するニキビ治療薬その1「疑似ホルモン剤」

 

女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た働きをするホルモン剤です。エストロゲンを投与し体内に入れることで、エストロゲンを増やし、男性ホルモンの分泌を抑制します。

ホルモン剤を投与するホルモン治療を行い、ニキビの原因である男性ホルモンの増加を抑制し、ホルモンバランスを整えていきます。

 

 

男性ホルモンを減らすニキビ治療薬その2「スピロノラクトン」

男性ホルモンを減らすニキビ治療薬その2「スピロノラクトン」

 

本来は高血圧の治療に用いられる薬ですが、男性ホルモン作用をブロックしニキビの原因となる男性ホルモンの働きを抑制し、ニキビ改善効果につなげます。

中止後にリバウンドが起こりにくい特徴があります。ただし、生理が止まってしまうことがあるので低用量ピルと併用して飲むことになります。

 

 

皮膚科でのニキビのホルモン治療の効果や内容とは?

皮膚科でのニキビのホルモン治療の効果や内容とは?

 

ホルモン治療でニキビを治療するまでの流れ

ホルモン治療はまず診察を行います。ニキビの状態や症状を医師が見て治療方針を立てていきます。そして、採血を行い血液から血中の男性ホルモンの濃度を調べ、ホルモン治療に使う男性ホルモンを抑制する薬が処方されます。

薬と一言で言っても色々な種類があるので、自身に適したホルモン剤を医師が選んで処方してくれます。

薬によるニキビへの効果や副作用などの説明があり2週間飲み続けます。2週間後、再度採血してホルモン状態を調べて血中の男性ホルモンの濃度やニキビの状態を見て薬を減らす、増やすかを医師が判断します。

 

ニキビのホルモン治療の注意点や副作用について

ホルモン治療は保険が適用されない自費診療なことを知っておきます、
自費診療なので皮膚科によって価格設定が違うのでホームページでチェックしたり、電話で相談することをおススメします。

それから、ホルモン治療が出来ない方がいることも知っておきます。高カリウム血症、腎障害、副腎不全、心疾患、動脈硬化症、血栓症になったことのある方、35歳以上で1日煙草を15本以上吸う方は副作用が出やすく、ホルモン治療を行うことはできません。

ホルモン治療は女性ホルモンであるエストロゲンを投与することから、乳がん、卵巣がん、子宮がん、子宮筋腫を持っている方、妊娠中や授乳中の方もホルモン治療を行うことはできません。

 

ニキビのホルモン治療の費用・金額・価格について

 

 

ニキビのホルモン治療の費用・金額・価格について

一般的に初診料は検査料と合わせて1万円くらい、それにプラス薬代となります。

 

ニキビのホルモン治療を受ける病院を選び方のポイント

ホルモン治療を受ける際には、大人ニキビやホルモンの乱れによるニキビに力を入れている病院を選ぶのが良いです。ホルモン治療について詳細が書かれている病院であることも選ぶポイントとして押さえておくと良いです。

 

ニキビのホルモン治療はどのくらいの期間続けるのが良いのか

ニキビの状態が軽度であれば1カ月ほど続け、重症化になっている、繰り返しニキビが出来やすい方に対しては2カ月から3カ月続けます。

ホルモンバランスを整えながら行うので即効性というより徐々に効果を引き出します。

 

 

 

男性ホルモンを抑えるニキビ治療薬その3「低用量ピル」

ニキビ治療用の低用量ピル「マーベロン」の効果・特徴・副作用

 

ニキビ治療用の低用量ピル「マーベロン」の効果・特徴・副作用

低用量ピルの代表的なものとして「マーべロン」が挙げられます。エストロゲンとプロゲステロンのバランスが良い薬で、ホルモンバランスを整えてニキビを出来にくくします。

ただし、飲み始め初期は副作用が出ることがあります。体内の急激なホルモン状態に身体がびっくりしているだけなので心配する必要はなく、一時的なものです。

 

 

 

ホルモンバランスを整えてニキビを治す低用量ピル「トリキュラー」の効果・特徴・副作用

 

ホルモンバランスを整えてニキビを治す低用量ピル「トリキュラー」の効果・特徴・副作用

ホルモンバランスを整えてくれる低用量ピルとして「トリキュラー」というものもあります。
エストロゲンの働きを増やし、過剰な皮脂分泌を抑制しニキビの改善へと導きます。

トリキュラーは「マーべロン」と比較すると副作用が少なく、効き目がマイルドなのが利点です。なので、ニキビのホルモン治療薬として最初に処方されることも多いです。

 

 

男性ホルモンを抑制するニキビ治療用の低用量ピル「ダイアン35」の効果・特徴

 

男性ホルモンを抑制するニキビ治療用の低用量ピル「ダイアン35」の効果・特徴

他に「ダイアン35」という低用量ピルも男性ホルモンの働きを抑制します。皮脂の分泌も少なくし、肌がサラサラになる効果も期待できます。

 

 

ニキビを治す時の低用量ピルの飲み方

ニキビを治す時の低用量ピルの飲み方

 

低用量ピルは飲む時間に注意してニキビ改善に活かす!

効果を引き出すには毎日同じ時間にピルを飲むことです。成分の効果が期待できる時間が決まっているので毎日同じ時間に飲む必要があるのです。

また、ピルによってはシートで飲み方を変える方法もあります。21錠タイプの場合は21日間ピルを飲み続けた後7日間の休止期間を設け、また次のシートを飲み始める方法で行います。

28錠シートの場合は、28日間ピルを飲み続けシート最後の7錠は全く効果の無い偽薬となり、29日目から新しいシートに移り飲んでいきます。

 

ニキビ治療のためのて低用量ピルの価格・値段

低用量ピルの場合、1カ月2000円から3000円前後となります。

 

ホルモン治療や低用量ピルの服用を止めたらニキビは再発してしまうのか?

ホルモン治療中やピルの服用中はホルモンの状態が薬によって保たれている状態なので服用を止めると再発のリスクが高くなってしまいます。

 

 

まとめ

ホルモン治療や低用量ピルの服用を止めたらニキビは再発してしまうのか?

 

男性ホルモンを抑制する薬にはホルモン剤、ピル、スピロノラクトンがあり、それぞれが男性ホルモンの働きを抑制し、過剰な皮脂分泌を抑えてニキビの原因を除去し、ニキビ改善へとつなげてくれることが分かります。