マキロンでニキビ悪化?絆創膏パックはNG!良い使い方は?

2018年6月15日

ニキビにマキロンは効く?良い使い方と悪化・副作用の危険性!

 

マキロンで消毒・殺菌すればニキビを消すことができる? 

ニキビに悩む人なら一度は思った思ったことがあるかもしれません。「マキロンのような消毒液でニキビを治せるんじゃないか」と。筆者もニキビに悩んでいた頃は、何度か試したことがあります。

結論から言えば、ニキビの原因菌であるアクネ菌の殺菌はできます。つまり、効果があっても全くおかしくありません。

ただ、どちらかというと荒治療のカテゴリーです。試してみたいという方は、この記事に書いてある内容を知った上で適切に実践できれば、安全にできるでしょう!

 

 

マキロンの殺菌成分がアクネ菌を処理してくれる

 

マキロンにはベンゼトニウム塩化物、アラントイン、クロルフェニラミンマレン酸塩という成分が配合されています。

この中でアクネ菌を殺菌してくれる効果があるのはベンゼトニウム塩化物になります。炎症が起こっているニキビや、膿んでしまった黄ニキビに繁殖する黄色ブドウ球菌を殺菌してくれます。

 

ニキビ マキロン 悪化

ベンゼトニウム塩化物はうがい薬にも入っている殺菌成分

マキロンの殺菌力の範囲はとても広いのです。例えば、背中のニキビの原因にはマラセチア菌が毛穴に繁殖しているというケースが多いのですが、マキロンSはマラセチア菌に対しても殺菌効果があります。

 

赤ニキビの炎症が悪化するのを抑えてくれる

ニキビ マキロン 悪化

 

赤ニキビがどんどん腫れ上がってしまうのは、ヒスタミンという物質が関与しています。このヒスタミンが過剰に働くことで、赤ニキビはどんどん赤く腫れ上がり、結果的に痛々しい見た目になってしまいます。

マキロンSに含まれているクロルフェニラミンマレン塩酸は、炎症を引き起こす原因となっているヒスタミンの生成を抑えてくれます。

また、アラントインという美肌成分が含まれていることも、他の消毒液と違ってユニークな点です。このアラントインは、ダメージで傷ついてしまった肌を修復させてくれる効果があります。なので、ニキビがどんどん悪化してしまってニキビ跡ができてしまっても、このアラントインがその修復に貢献してくれます。

 

マキロンでニキビが改善した人の口コミ

以上のような成分のお話を読むと、かなりニキビに効果がありそうに思えますね。実際にマキロンSでニキビ対策をしてきた人たちの体験談・口コミを以下にまとめてみました。

小さな頃からいろいろな消毒の用途でマキロンを使ってきました。中高生になってからというもの、ニキビによく使ってきました。綿棒でちょこっと少しだけ塗るような使い方をしています。病院や薬局に売っているニキビの薬はあまり効かなかったのですが、マキロンは結構効きました!

皮膚科で貰える抗生物質よりも、人によっては効くようですね。顔に塗るものなので、イソジンのように色があるものや、匂いが強いものは使いにくいですが、マキロンは無色透明でそこまで匂いも強くありませんよね。

赤ニキビが何をやってもなかなか治らなくて、インターネットで良い治療法を探していたら、マキロンが効くという噂を知りました。洗顔をして、化粧水で肌を整えた後にコットンに少しだけマキロンをつけて肌にパック感覚で貼ってみるというケアを試してみました。数日それを続けていたら、膿んで腫れてしまっていた赤ニキビや白ニキビが小さくなっていました!薬局でよく見かけるこんなものがニキビに効くのかとビックリしました。

炎症を起こしてしまっている赤ニキビにも、黄色ブドウ球菌が繁殖して膿んでしまっている黄色ニキビにも、その両方に効果があったという口コミです。マキロンSの中に含まれているベンゼトニウム塩化物の効果は、様々なタイプのニキビに効くようです。

いつもニキビができているわけではないですが、たまに突然できるのでそういう時に非常用としてマキロンを使っています。炎症が悪化するのを抑える効果があるようなので、綿棒でつけます。跡を残さないために、マキロンSをつけた後は基本的に放置をしています。

たまに突然ニキビができてしまう人でも、非常用の手段として「ニキビができちゃった時はコレ」という感覚で使っているようです。やはり、炎症を伴うタイプのニキビにも即効性がある程度あるようですね。

ニキビ対策で使用しています。ニキビが何個かできてしまった時には洗顔をした後にマキロンをコットンにちょっとだけ付けて、ニキビがある部分を拭き取っています。その後にいつもの肌のお手入れを行うようにしています。いつも3日くらいでニキビは消えていきます!マキロンって万能なんですね~!だけど私はそこまで肌が強くないので、刺激とか大丈夫なのかなーとかたまに不安になります・・・

マキロンSにはエタノールが含まれています。エタノールは刺激があり乾燥も引き起こす成分なので、できれば肌全体に使うような使い方はやめたほうが良いです。この方のように、ニキビがある部分だけに少しだけ使うという使い方が良いでしょう。

 

 

ニキビにオキシドールを使うのも注意!

マキロンと同じようにドラッグストアで販売されている消毒液として「オキシドール」を顔のニキビに使う方もいます。オキシドールの主成分は過酸化水素水ですので、顔全体に使ってしまうと肌の細胞が酸化してしまいます。

一方で、綿棒でちょこんっと塗るくらいの部分的な使用方法であれば、緊急のニキビケアとしては有効な場合もあるのも確かです。これは肌質にもよって変わってくるので、この方法でニキビ治療を行う場合には慎重に行いましょう。

オキシドールはニキビに効果的!でも注意も必要…

マキロンSに含まれるエタノールは肌がとても乾燥します・・・

マキロンSでニキビを治療したい方に覚えておいて欲しいことは、もともと顔に使うものではないということです。特に、添加物として含まれているエタノールが非常に気がかりです。エタノールは、肌に触れて蒸発する際に肌の水分を一緒に持っていってしまうのです。また、肌の健康な細胞を傷つけてしまう可能性もあります。

 

 

副作用で逆にニキビが悪化してしまった人たちの口コミ

マキロンSをニキビに使用して、逆に悪化してしまったり、思うように効果が望めなかった人たちもいるようです。

使い始めの頃は「やっぱり効果あるんだ!」と感動したものですが、調子に乗りすぎて肌につけたまま長時間放置してしまいました・・・そのせいでかなり悪化してしまいました。長時間つけっぱなしにすると肌が結構荒れてしまうみたいなので注意が必要かも・・・

長時間顔の肌にマキロンSを付けたままにしてしまうと、殺菌成分の効果で皮膚の常在菌まで一緒に殺菌してしまいます。そのせいで、余計にニキビがひどくなったり、新しいニキビができてしまったりする場合もあります。

また、マキロンSに添加物として含まれているエタノールはアルコールと同じ成分です。揮発性が強いので、肌の体温で蒸発する時に肌の潤いまで一緒に蒸発させてしまうのです。

その結果、肌のバリア機能が一気に低下・・・なんてことになりかねません。肌のバリア機能は保湿ができていないとビックリするくらい低下します。

「ニキビ菌を殺菌できるから治る!」という口コミを見て、「私も使ってみたい!」と思ってドラッグストアで購入しました。さすがに顔に使うのは危ないかなと思って、まずは背中のニキビに使って様子を見てみることにしました。そしたら、皮膚科で貰えるお薬を単体で使うよりも効果がありました!その後弟にも「使ってみれば?」と勧めたら、弟がマキロンパックを自分でに調べて顔につけるという挑戦をしていました。結果は、かえって赤くなってしまって少し痒そうにしていました。顔につけるときは注意が必要かも・・・

 

肌質や肌の強さによっては、顔に使った時に痒みが出てしまったり、赤くなってしまうことがあるようです。顔に使う場合には、この方の口コミにもあるように注意して使ってほうが良いです。まずは少量から、自分の肌に合うかどうか試した上で使用できれば、いくらか安心して使えるでしょう。

 

肌を守ってくれている常在菌まで殺菌してしまう・・・

私たちの顔の皮膚には、20種類以上もの常在菌が住んでいます。菌とはいっても美肌を保ってくれる役割を持つ常在菌というものもいます。ニキビの原因菌であるアクネ菌は、増えすぎるとニキビができてしまいますが、増え過ぎなければ別に悪い存在ではないのです。

美肌を保つためには、それぞれの良い常在菌の持つ肌の健康状態のコントロールが重要です。肌の表面に存在している表皮ブドウ球菌は、皮膚を守ってくれるという働きがあり、美肌菌などと呼ばれることもあるくらいです。

先ほどお話したニキビの原因菌であるアクネ菌にも、実は良い役割があります。肌を弱酸性に保ってくれるという意外な一面もあるのです。肌のpHが乱れてしまうと、ハリやツヤがなくなってしまいます。これをアクネ菌は防いでくれます。

どの常在菌も増えすぎても減りすぎても良いことがありません。しかし、マキロンSなどで全て殺菌してしまうと、肌の常在菌バランスは一気に崩れます。そのせいで、アクネ菌だけが増えてしまったり、新たにニキビができた時に治りにくくなってしまったりしてしまうリスクが高まるのです。

 

 

一時的にしか殺菌できない

マキロンはニキビの中に繁殖した大量のアクネ菌たちを殺菌することができるので、一時的にはニキビが小さくなってくれたり、治ってしまうこともあります。ただし、それらの効果は皮膚科で貰える抗生物質などとは違って、「一時的」なものです。

皮膚科で貰える抗生物質やニキビ専用の治療薬は、外用薬ですが皮膚の表面や皮膚の内側に吸収されることで、ニキビの中の奥のほうにいるアクネ菌にも作用してくれます。その結果、一度塗るだけである程度の期間アクネ菌が肌で暴れられなくなるのです。

しかし、その一方でマキロンSは肌の中に吸収されるように作られていません。マキロンSに限らず、ニキビ治療のために作られているわけではない消毒液全般が、そもそもが肌の表面のみを殺菌してくれるように開発されています。

そのため、マキロンSで完治するのは難しいのです。

 

何度もニキビに使っていると耐性菌が生まれる

マキロンでのニキビケアでは、ニキビの内部まで成分が吸収されないので、菌が繁殖しては殺菌、繁殖してはまた殺菌という使い方をくり返すことになります。そういった殺菌の仕方は、耐性菌が生まれるリスク大です。

この場合で言う耐性菌とは、マキロンSを浴びても死なないように適応したアクネ菌のことです。つまり、ニキビができてしまうたびにマキロンSばかり使っていると、効かなくなっていきます。

ちなみに、マキロンSでアクネ菌が耐性を獲得してしまうと、他のニキビケア用の薬剤でも死ななくなってしまうこともあります。

 

アルコールアレルギーでニキビが悪化?

アルコールアレルギーの人というのは、実は結構います。アレルギーではない人でも、体質的にアルコールに対して過敏という方も同様です。そうした人がマキロンSを顔に塗ったりなどしたら、すぐに顔の塗った部分が赤くなってしまうでしょう。

そのため、もともと腫れ上がった赤いニキビが、アクネ菌とは別の原因でさらに赤く悪化してしまうという事態もありえます。

 

マキロンはニキビに絶対使っちゃダメ?

できたばかりの炎症ニキビには良い場合もある

ネット上で多くの方が投稿している口コミを見ると、マキロンSを使うことで自分のニキビ肌と上手に付き合っているという方も少なくありません。

全ての人におすすめできる方法ではありませんが、赤ニキビの治し方・対策として安心して安全に使っていくのなら、マキロンSを使う他に保湿の仕方を少し工夫する必要があると言えるでしょう。

上手な使い方は、まず綿棒にマキロンを少しだけ付けて、ぽつっとできた赤ニキビに部分的につけるという方法です。一つのニキビに対して、使うのは一回までです。毎日同じニキビに使うのは控えたほうが良いです。

その後、必ず入念に保湿を行いましょう。そうすれば、マキロンを顔に使う上で気になる乾燥という問題を一つクリアです。乾燥対策をしっかり行い、ピンポイントで一つのニキビにつき一回だけ使うように心がければ、肌の常在菌を必要以上に殺菌してしまうことも防げます。

ですが、少しでもマキロンSをつけた部分が赤くなってしまったり、痒くなるようなことがある場合は、すぐにマキロンSでニキビを治療するという考えからは離れましょう。長い目で見て、乾燥しすぎることで肌の老いを加速させてしまうリスクがあります。

 

肌に合わないのに使い続けると色素沈着やニキビ跡になる

ただし、本来はマキロンSは顔に塗ることを想定して開発されていません。うっかりニキビに塗りすぎたり、赤くなることを「すぐ赤みは引くから大丈夫」と軽く見てしまうと、顔に赤みがずっと残り続ける色素沈着やニキビ跡ができてしまう危険性があります。

くれぐれも乱用はダメです。自分の肌の健康状態ときちんと相談した上で、気をつけて使いましょう。