ニキビ対策の男性ホルモン抑制サプリメントはどれが効く?

2018年6月15日

生理前ニキビは男性ホルモンの仕業だった

まず覚えておきたい事は女性の体内にも男性ホルモンは存在することです。また意外な事実として、生理前に女性がニキビができやすくなるのは、女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌が活発になるのと同時に、微量に男性ホルモンが分泌されるためです。

生理と聞くと女性ホルモンのイメージが強いですよね。しかし、生理前に分泌される男性ホルモンの量が通常よりも多い体質の女性は、ジヒドロテストステロンやテストステロンといった男性ホルモンの影響でニキビができやすくなります。

 

ジヒドロテストステロン対策なしではニキビは何度も再発する

ニキビや毛穴の開き・毛穴の黒ずみには悪性男性ホルモンとも呼ばれるジヒドロテストステロンとテストステロンが深く関係しており、これらに対して対策ができていないと、どれだけ保湿や抗生物質、食生活の栄養の見直し、睡眠などが徹底できていても、何度でもくり返してしまいます。

口のまわりやフェイスラインにできる大人ニキビは、特にジヒドロテストステロンやテストステロンなどの悪性男性ホルモンの影響によるものが大きいため、それらのホルモンの分泌バランスの不安定によってできることで知られる思春期ニキビなどと性質が似ていると言えます。

 

皮脂を過剰に分泌させている黒幕 “テストステロン”

男性ホルモンの中でも、皮脂の分泌や筋肉の成長に最も深く関係するのはテストステロンと呼ばれるものです。これが体内で多く分泌されると、皮脂腺細胞に対して「皮脂を出せ」という命令が下され、これによって男性は毛深くなり、女性はニキビができやすくなってしまうのです。

逆に、テストステロンが少ない体質の方で脂性肌(オイリー肌)という人はほとんどおらず、皮脂の過剰分泌そのものが原因のニキビではないケースが多く、そういった方でニキビができてしまうという方は、乾燥肌による角質効果が原因のニキビである場合が多いです。

 

女性のほうが男性ホルモンのバランス変化でニキビができやすい

実は、これらテストステロンやジヒドロテストステロンによるニキビ発生は女性のほうが経験しやすい傾向にあります。大きな要因として、女性は男性に比べて汗をかかないという部分にあります。汗とは言っても、しずくとなって頬を伝うほどの量では無くとも毛穴の内部で分泌されて外に出てこない汗のことです。

男性であればこういった汗が毛穴の中に溜まったままにならず、外へ流れ出ることが多いため、たとえテストステロンによって皮脂が過剰に分泌されたとしても、毛穴の角層内部で細菌が繁殖するということが女性に比べて少ないのです。

テストステロンが過剰に体内で増えることでニキビができやすいのは、どちらかというと女性のほうなのです。男性が男性ホルモンの影響でニキビができやすくなってしまう場合というのは、皮脂の過剰分泌という因子に、さらに毛穴が詰まりやすい肌質が重なって起こる場合が多いのですが、女性の汗をかきにくいという肌質は、実はそれだけでニキビ発生の因子となっているとも言えるのです。

 

 

男性ホルモンが増えるとニキビができやすくなる理由

悪性男性ホルモンとも呼ばれるテストステロンやジヒドロテストステロンがニキビを作り出してしまう原因は以下の通りです。

テストステロンは皮脂を過剰分泌させる

テストステロンが体内で増えすぎるとニキビができやすくなる一番大きな要因は、体全体の皮脂の分泌量の約50%以上を占めるトリアシルグリセロールの分泌を圧倒的に増やしてしまう作用にあります。テストステロンが増えるとトリアシルグリセロールという皮脂が大量に作られ、毛穴に溜まってしまいます。

ジヒドロテストステロンが毛穴を詰まらせる

テストステロンが皮脂の過剰分泌させる作用と相まって非常に厄介となるのが、ケラチノサイトや角化細胞とも呼ばれる皮膚の細胞の増殖を増やしすぎてしまうジヒドロテストステロンの働きです。角化細胞とは肌の表皮の最下層に存在する細胞のことで、男性ホルモン増えすぎることで、これらが角質が増え過ぎてしまい、結果的に角層が硬く分厚くなってしまうことで角化異常という状態に陥ってしまいます。

これによって成長しすぎた肌の角質が角栓となり、毛穴に詰まってしまいます。出口を失ってしまった大量の皮脂が毛穴の内部で詰まってしまう結果となり、その中でアクネ菌が増殖。肌のバリア機能が細菌の異常増殖によって失われ、ニキビがいつ増えてもおかしくない状態となるのです。

 

不摂生を改善するくらいでは男性ホルモンは減らない

男性ホルモン(アンドロゲン)の一種で、悪性男性ホルモンとも呼ばれるテストステロンやジヒドロテストステロンを減らす方法として、しばしば以下のような生活習慣の改善が良いと言われることがあります。

 

・睡眠時間の固定
・バランスの取れた食事
・適度な運動
・タバコをやめる
・お酒をやめる
・ストレスをきちんと発散する
・甘い物を控える

これらを改善するくらいでは、遺伝的な要因が大きい悪性男性ホルモンの分泌を抑えることは、ほんの少ししかできません。少なくともニキビの再発が減るくらいまで減らすということは不可能に近いのです。

 

男性ホルモンを抑えるサプリメントが最善の選択

悪性男性ホルモンを減らすことでニキビの再発を非常に効果的に予防できます。そのために最も早く効果を体感できる方法があるとすれば、間違いなくノコギリヤシを始めとするサプリメントを毎日服用することです。では、どういったサプリメントがニキビのない肌をずっと維持していくのに効果的なのでしょうか。

 

大豆イソフラボン
【オススメ度 ★★☆☆☆】

イソフラボンは女性ホルモンが体内にもたらす美容への働きと非常に似通った作用をすることで有名です。中でもエストロゲンという女性ホルモンに科学的な構造が似ており、近年では美容に良いポリフェノールの一種として話題になっています。

男性ホルモンを抑制する作用が少しだけあり、40代以降の女性が抱える更年期障害による肌や健康への悪影響や、活性酸素で肌がダメージを受けてしまうことの予防、さらには骨粗鬆症を予防する効果もあり、幅広く人間の体内で健康に良い作用をもたらします。

ただ、この大豆イソフラボンを飲むだけでジヒドロテストステロンやテストステロンなどの悪性男性ホルモンの働きを弱めたり、ニキビを予防することは難しいです。なかなかこれだけではどうしようもないというのが現実です。

 

ビタミンE 
【オススメ度 ★★★☆☆】

ビタミンEは抗酸化作用で有名ですね。皮脂の過剰分泌や男性ホルモンの増加に対して直接的に効果があるわけではありませんが、ビタミンEはが不足すると肌のバリア機能が低下し、乾燥をまねくため、不足すると毛穴から皮脂が分泌されやすくなるため、減らないように注意が必要です。ナッツ類や魚に多く含まれています。

 

 

パントテン酸
【オススメ度 ★★★☆☆】

パントテン酸には脂質を分解する作用があります。つまり、毛穴に皮脂として油分が分泌されてしまう前の段階で、体内の脂質を分解してくれるので、結果的に皮脂の分泌量が減ります。

しかし、パントテン酸は水溶性ビタミンといって、多く摂取された分は尿として全て体の外で出ていってしまいます。つまり、サプリメントとして摂取して皮脂の分泌を減らすことを期待するには、物足りない部分が大きいです。どうしてもニキビ予防に使うには候補外と言わざるを得ません…

 

ノコギリヤシ
【オススメ度 ★★★★★

ノコギリヤシには、皮脂分泌のサイクルに最も支配的に関係している男性ホルモンそのものを減らす作用があり、それと同時に皮脂の分泌も抑制する作用もあります。これによって、ニキビの根本の原因である皮脂分泌に対して非常に効果的に対処することが可能となります。

40代以降の男性を悩ます頻尿や前立腺肥大、円形脱毛症(AGA)などの悪性男性ホルモントラブルに対して非常に効果があるサプリメントとして知られているだけあって、同じく男性ホルモン関係のトラブルである皮脂ニキビや脂性肌などにも大活躍してくれます。

筆者はこのノコギリヤシをニキビ対策のサプリメントとして毎日飲むことで、数年間ニキビのない肌を維持できていますが、これをうっかり飲み忘れた翌日は、必ず肌がオイリー肌になりニキビがたくさんできてしまっています。

 

ノコギリヤシのサプリメントが一番即効性がある

悪性の男性ホルモンによる絶え間ないニキビ再発の悪循環に最も効果的なサプリメントは何かと言われれば、間違いなくノコギリヤシが筆頭に上がるでしょう。外用薬などによる外的なニキビケアも大切ですが、抗生物質や外用薬によるニキビ治療は対症療法に過ぎず、基本的に「できてから対処する」という考え方です。

そのため、「できてしまうこと」そのものに対する対策には全くならないのが難点ですよね。しかし、そうした「できてしまったニキビ」への対策として皮膚科などで貰った薬剤による治療を行いつつ、ノコギリヤシのサプリメントで体の内側であるホルモンバランスを改善し、安定させるケア方法が非常にオススメです。